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神を崇拝するとはどういうことか?
私の辞書によれば、崇拝とは「神に対する畏敬の念や崇拝の念を抱いたり表現したりすること」である。 しかし、新約聖書で通常「礼拝」と訳される単語は、別の意味を持つ。 それは、他人の前に物理的にひれ伏す(地面に顔を伏せる)ことで、相手の優位性と権威を認めることを意味した。 この言葉は、悪魔がイエスに自分を崇拝するよう求めたときに使われたもので、イエスの返答でも使われた。 “あなたがたは、あなたがたの神、主を礼拝し、主にのみ仕える” (ルカ4:7-8). 同じ言葉が、イエスに癒しを求める人々、すなわち、らい病患者(マタイ8:2)や悪霊にとりつかれた娘を持つ母親(マタイ15:25)についても使われている。 また、ゼベダイの息子たちとその母親が、特別なお願いをしたいときにイエスの前にひれ伏したこと(マタイ20:20)や、弟子たちが復活後のガリラヤでイエスに出会ったこと(マタイ28:17)にも使われている。
では、神を礼拝するとき、私たちは物理的にひれ伏すべきなのだろうか? 神にとって重要なのは、私たちの心の態度なのだ(サムエル記上16:7)。 だから、私たちの肉体的な態度は重要ではないかもしれない。 しかし、時には神の前に頭を下げたり、ひざまずいたり、あるいはひれ伏すことが正しいと感じることもある。 そういう時は、やれと言う。
霊とまことをもって」神を礼拝する。
イエスは井戸の女との会話でこう言われた:
「真の礼拝者が霊とまことをもって父を礼拝する時が来る。 神は霊であり、神を礼拝する者は霊とまことをもって礼拝しなければならない。 (ヨハネ4:23-24)
霊とまことをもって神を礼拝するとはどういうことか?
私たちの精神とは、私たちの最も内側にある存在、つまり私たちの心のことである。 だから、神の前にひれ伏すことが、神を礼拝するときの私たちの心の態度であるべきだ。 私たちの心の態度は、彼の完全な優越性、権威、そして尽きることのない愛を感謝して認めるものでなければならない。 (私には、これが礼拝を神との非常に個人的な時間にするように思える)。
そして真実は? 真実とは正直さである。 だから、”真実に “神を礼拝するということは、神に対して完全に正直であることを意味するのかもしれない。 神は確かに、私たちが神を礼拝するとき、そして祈るときはいつでも、神に対して真実であることを望んでおられる。
つまり、イエスの時代には、”礼拝 “という言葉は、今日私たちが教会の礼拝で “礼拝 “について語るときとはまったく異なる意味を持っていたのだ。
教会での礼拝。
礼拝は自発的であるべきなのか? 自然発生的なものでなければ、正直で真実であると言えるのだろうか? 何度も使ったことのある歌や祈りを繰り返しているようでは、霊とまことによる礼拝と言えるだろうか? 個人的なレベルでは、そうなることもあると思う。 ずっと知っている曲を歌いながら、神を心から礼拝することができる。 しかし、これらの言葉を真の礼拝とするのは、神に対する私たちの心の態度であって、言葉そのものではない。 聞き慣れた歌を歌ったり、聞き慣れた祈りを唱えたりすることは、必ずしも真の礼拝ではない。
その礼拝が注意深くデザインされ、アレンジされ、リハーサルされたものであるなら、私たちは「霊とまことをもって」神を礼拝していることになるのだろうか? いい質問だ。 私にとっては、答えは「ノー」だろう。 でも、人のことは言えない。
真の賛美とは心の姿勢である。 イエスは弟子たちに、幼な子のようになりなさいと言われる。 小さな子供は、愛する両親に何を言わなければならないか、注意深く準備することはない。 そして、誰かに心から感謝したいとき、私たちはその儀式を作らない。 言おうとしている言葉を入念に準備することはない–少なくとも、誠実に聞こえるようにしたいのであれば、それは良い考えではないだろう。 とはいえ、世界中の何百万人ものキリスト教徒が、用意された言葉、時には何百年も前の祈りを読み、口にすることが真の礼拝の形であることに疑いの余地はない。 それに異論はない。 私自身は、古代の賛美歌や祈りの中に、自分の心の祈りを反映する言葉を見つけることがある。 しかし、神を礼拝することは、私たちの心からのものでなければならない。 イエスが警告した「空虚な言葉」(マタイ6:7-8)になってはならない。
私たちの愛する天の御父が、私たちを祝福し、私たちが御父を礼拝するとき、私たちを守ってくださいますように。
イエスは主である。
ピーター・オー
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